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安全な無添加ドッグフード

無添加の食材と言いますと実はそれほど多くは無いようで、人は無添加食品ばかりを食しているとは言えません。
たとえば、魚の練り物などは添加物と着色剤が使われています。
したがってドッグフードは添加物があってもそれが安全なものであれば大丈夫でしょう。
基本的に人が食する食べ物の添加物は安全なもの以外はNGで、これはドッグフードについても言えることです。
すなわち無添加ドッグフードを選ぶ基準で、人にとってNGのものは犬にもNGと言うことは確かです。
そうなると加工された食品の多くはNGと言うことになりますが、加工が最小限であればOKとも言えます。

ただし無添加かどうかは目で見てすぐに分かる着色料以外は生産・流通・販売の関係者の言葉を信用する以外に方法はありません。
ある成分調査によりますと、ドッグフードの添加物は酸化防止剤をはじめとして山のようにたくさんあるのが実情と言えます。
市場に流通する食品は加工の際に添加物を使用した場合、それを食品成分表に表示が義務付けられていますが、ドッグフードに関する限りこのような成分表示は無いに等しいようで、人が食べる食品のような成分表示義務は無いのが現状です。

そこで無添加かどうかを見極めるひとつの方法は、単純に犬がおいしそうに食べるかどうかということになります。
犬は嗅覚が鋭敏ですから嫌な添加物の臭いもかぎ分けるでしょう。
ただし食欲が優先するとこの限りでは無いようですから、安全な無添加ドッグフードを見極めるのはかなり難しいようです。

安全な無添加ドッグフードとなるとよほどランクが上のプレミアム以上でない限り無理なようで、市販されている通常の製品の多くは何らかの添加剤が使用されているのが実情です。
ただし添加物一切なしという製品がないわけではありませんから、飼い主は購入の際に成分表示があり、なおかつそこに有害な添加物が無いことを確認しなければなりません。
愛犬の健康のためにもドッグフードは慎重に選びましょう。